ネオプレイン素材の加工は難しいがチャレンジする価値はある。

日頃使い慣れない素材にトライしている。ネオプレインだ。いわゆる、ウエットスーツに使う生地で、中心のゴムに伸びる生地を両面に貼っているものだ。
これが厄介なのだ。通常のバックパック生地と違い伸びるのだ。その伸び率を考慮してミシンにかけるのだが、なかなか難しい。

ネオプレイン(ウエットスーツ素材)は豊富な種類がある。

生地の素材、ゴムの種類と選択肢は非常に広く、一言では言えない。使う用途により選択されるのだろう。アウトドア・アトリエはバックパックメーカーなのでバッグ系しかないのであるが、どんな商品が良いのか企画中である。

ネオプレーン

ネオプレインはミシンが難しい。専門のミシンがある。

バックパックの生地は、縫製中でもあまり伸びない。ネオプレインは合成ゴムなので非常によく伸びる。そのために、特別なミシンが用いられる。かがりミシンという特別なミシンだ。
ネットで検索すると画像は出てくるが、実物を見たことはない。

ネオプレインにふさわしいデザインがある。

特別なミシンなので、デザインも限られる。製造できる工場も限られる。素材自体も非常に高価だ。
少しだけ生地を仕入れたので、形にしたいと思う。
アウトドア・アトリエにふさわしい形にしたい。