Think Memo No.386 道具使いが効率の差となる

生地を裁断する時に使う刃物。バックパック作りには非常に重要な道具だ。裁断の正確さが、その後の製品の品質を左右する。

微妙な力の加減が重要な裁断作業。

量産の裁断は、業者にお願いしている。なぜなら、簡単な様だが難しい裁断作業。数枚ならば見様見真似で出来る。しかしながら、数が多くなると非効率的になる。専門家が1日で出来ることが、3日掛かってしまう。

道具の差が、仕事効率の差となる。

効率的に出来ない差は、使う道具の差だ。専門家は裁断用の道具を持っている。我々がサンプル製作レベルで使用する裁断の道具は、どこでも購入出来る一般品である。
「カッター」「皮切り包丁」「クラフト用カッター」などである。大量の生地裁断には向かない、工芸用レベルだ。

道具はメンテナンスが必要。

生地の裁断には、刃物の切れ味が重要だ。その為、常に切れ味を保つ為に、刃先に神経を集中させる必要がある。
生地が切れにくくなったら、直ぐに刃をを交換だ。躊躇しない。
刃物の良し悪しは、金額で変わる。安い刃物は寿命が短い。結果、仕事の効率も悪くなる。