ハンディ裁断機。20年以上前に購入した。今でも現役だ。台湾製であるが、業務用なので堅牢である。
この裁断機を使用することにより、作業効率は数倍になる。
業務用ミニ裁断機 AS-100K(現在でも販売中)
購入当時、結構な価格であった。ただし、殆どの使う事なく、アトリエの片隅に放置されていた。
裁断は、専門の業者に任せている。素人には太刀打ち出来ない技を持っているからだ。
存在を思い出し、数日前から再び使い出した。切れ味は全く変わっていない。非常に良く切れる。
カッターとは比べ物になら無い。厚物生地から薄物生地まで使える。
コツを必要とする裁断機だが、すぐにマスター出来る。
直線の裁断には力を発揮するが、曲線の裁断には訓練が必要だ。また、生地の重ねも3枚が限界である。重ね裁断も、出来るかもしれないが得意では無い。1枚を「サッ」と切ることが得意なのだ。
カッターや包丁での裁断は力を必要とする。小1時間も裁断作業をしていると、疲労感もかなりのものだ。
丸一日作業は出来ない。残念だが、プロの裁断屋の足元にも及ばない。
効率良く道具を使う事が、作業効率のアップだ。
何度も書くが、出来るだけ道具を使おう。決して、器用さだけで乗り越えようとしてはいけない。
太平洋を手漕ぎボートで横断しようと考えてはならない。
道具を使えば、一日掛かる作業が、半日で終わる場合がある。
業務用機械は、メンテナンスをすれば一生使える。十分元は取れる。
道具使い50%。腕が50%なのだ。