革テープ切れる。

修理作業は簡単ではないが、お客様の思いを復活させることである。

アイデア・トリガー

アウトドア・アトリエでは、オリジナル商品やいわゆる相手先ブランド商品の製造と同時に、他社製品の修理のみの加工を受けています。
対応する種類は、バックパック、スキーケース、カメラケースなど。時々、海外生産の仕様の修正など。
修理作業は、製品を作ることよりも、神経を使いますが、他社の品質に対するこだわりが見え、商品企画上、重要なポイントになります。また、修理は単純に「直す」ことではなく、ユーザーの思いを修正することにあります。

修理も2極化している。

まだ使えるから修理。勿体ないから修理。このタイプの依頼は少なくなりました。
現在のタイプは、買ったけど直ぐ壊れた。でもメーカーは対応してくれない。こちらのタイプ。
もう一つは、「商品への思い入れ」タイプ。長年、使用したが、若い頃の思い出があるので直して使いたい。
この2つに集約されます。
メーカーと言っても、生産拠点は海外が多いので、国内には修理対応のシステムを持っていませんし、
価格もそれなりなので、即交換対応してしまいます。消費者にとっても、新品交換ならば不満はありません。

ミシンと革パーツ
革パーツ

使い捨てすることに抵抗がなくなる商品作り。

海外製の商品を修理すると時折驚きます。「こんな作り方してるの?」「すぐ壊れるよ」。
低価格では無い商品でさえも、素材や品質に疑問の物があります。購入した方が気の毒なことも。
製造過程において、当初から修理を全く考えず、パーツの交換ができない様な部品を使い、作業効率のみアップしている
商品は結構あります。

Tauche(タウチェ)デイパックの修理は30年前の商品もご依頼が来る

こちらは「商品への思い入れ」タイプの修理です。アウトドア・アトリエで生産したデイパックの中には、30年前の商品の修理のご依頼があります。
新品を購入するのとあまり変わらないコストが掛かる場合でも、「思い出」があるからと、修理のご依頼を受けることがあります。流石に、そんな場合にはできる限り低コストで対応したしますが。
シンプルで丈夫な作りなので、神経は使いますが、今だ修理可能な商品が多いです。

innerside

修理とは使い手の「思い」の修正である。

壊れてしまったものが、再び蘇る。使えるようになると気分的には、良い気分になります。
高額の商品であればなおさら。多少の出費でも元は取れそうです。
長年の使用した、お気に入りの商品であれば、購入当時のマインドに戻れます。
若い時に購入した商品であればな、あたかも時間が戻った様な感じさえします。
修理は単純に「直す」ことではなく、ユーザーの「思い入れ」を修正することにあります。
このことを忘れずに、対応していかなければなりません。

 

結論

修理とは、再び使える様に直すとことばかりでなく、お客様の「思い入れ」を蘇らせることである。

1日1改善

新しいテープを使用する。バッグの材料

why?
品質アップのため。

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皆様に少しでも、何かを考える、思い出すキッカケつくり。
何かを読んだ時、見たとき、人の話しを聞いた時、フッと思い出すことありますよね。それがアイデアです。