Think Memo No.052 無印良品の商品は、アジア諸国で生産されている。アジア漫遊の旅レベルだ。
世界で認知されつつある、日本ブランド「無印良品」。40代前後ならば知らない人はいないだろう。
スタートは、デパートの片隅で売られていたメインにもならないサブブランドだった。
無印商品は、当初は日本製もたくさんあった。
発売当時は、日本製も多数あり、店舗も日本国内のみの展開であった。バブル時代には、時代の流れに取り残されそうになり
会社自体も業績不振となる。
その後、社長が変わり、会社自体を大きくテコ入れをした。その頃から、海外での製造が増えて行った。
10年前の生産国は中国製が目立った。が、今や、アジア諸国が入り乱れている。
無印商品は、10年前は、アパレルにしろ、雑貨にしろ中国製が非常に目立った。多分、一時は80%くらい中国製ではなかったか?
最近は、中国製が減り、アジア諸国が目白押しだ。
中国、カンボジア、タイ、インド、ベトナム、そして日本製も少し。ただし、食品は今だに、日本製が多い。
世界を目指すブランド、「無印良品」
今後の、日本ブランドのあり方のケーススタディかもしれない。会社の規模の関わらず、マインドだけは、世界を目指す必要がある。
たとえ、「ひとりのもづくり起業家」でさえも、発想だけでも世界を向いていなければならない。
日本で作り、世界で売る。そんなやり方もある。アジアの現地で作って、現地で売ることもあるかもしれない。