Think Memo No.225 数ヶ月で激変した時代の流れ。1月の日経MJを読んで愕然とした。

時代は数ヶ月で激変した。2020年1月24日の日経MJには新型肺炎となっていた。
流通業向けの新聞だが、数ヶ月先、こんな時代が来ると誰が考えただろうか?

激変する時代。大転換な変化を見る事は二度と無い。

日経MJ(流通業向け新聞)の1月24日号に、新型肺炎と春節についての記事が載っていた。
この時点では、中国でさえ、今程の深刻さは無い。

日本では、別世界の話だ。数ヶ月後、時代が激変するとは誰も考えてはいない。
新聞の記事も対岸の火事だ。

日経MJ 1月24日号

今後、過去の記事から、時代の流れを読む事はできない。

今までは、過去の記事から、ある程度、時代の流れを推測することはできた。今後は、全く不明だ。少なくとも、新型コロナウイルスのワクチンが行き渡るまで、不安定な時代が続く。

記事のスクラップという言葉は、死語になるかもしれない。過去の出来事が参考にならない時代なのだ。数ヶ月前の流通業は、今で言う、3密の塊だ。お店、小売店、カラオケ、スーパーなど。

原理、原則だけが役に立つ時代に入る。

歴史的に研ぎ澄まされた、人間的な原理、原則だけが役に立つ時代に入る。小手先のノウハウを使うことは難しい。新聞記事などは、あくまでも出来事の記録だ。コロナ禍では、ルールが突然変わる。

歴史の転換に立っている我々は、先人たちの知恵を学ぶ必要がある。そこには必ず回答となるヒントが隠されている。なぜなら、人間の本質は変わらない。

数ヶ月前の新聞記事は、異なった時代の話だ。タイムマシンで未来に来てしまった。