Think Memo No.242 コロナ禍。経済活動に重点が移る。加工現場の流れも変わり始める。

シルバーウィークの人出が話題だ。自粛生活はスローダウンし、本格的な経済活動に入り始めた。
新型コロナウイルスは終焉した訳ではない。疲弊した経済活動を、リスタートしたまでだ。

尋常では無い受注数の防護服。むしろ不安感さえ感じる。

1ヶ月前は、新規加工の依頼は殆どが断られた。原因は防護服の生産だ。尋常では無い、防護服のオーダーを受け、縫製工場の相当数が専門業者となってしまった。

カバン系の工場でさえも、慣れない薄物生地である防護服を受注している。バッグの作り方を忘れてしまうのではと懸念している。そんなレベルの受注数である。

少しづつだが、流れが変わり出した加工現場。

3週間前から、流れが変わり出したのだ。防護服の加工賃の安さに嫌気が指した様だ。防護服以外の仕事を受注を開始している。

新しい商品でも、耳を傾け聞いてくれる。仕事としての可能性があるか検討の対象となった。
新型コロナウィルスは台風では無いと、感じ初めている。

二極化の進化。オーダーが爆増している現場とジリ貧の現場。

コロナ禍は、ビジネスの現場を変えてしまう破壊力がある。ここに気が付くか否かがとても重要である。台風の様な一過性では無い。

防護服のオーダーが無くなったら、廃業すると言う現場工場もある。
オーダーが爆増している工場は、常にチャレンジしている。自助努力をしているのだ。

シンプルな理屈だ。現実に合わせ変化できるチャレンジャーは生き残る。