ゴールデンウィークは断捨離週間である。事業を続けていると、あらゆる物が増えていく。出来るだけ、ロス、ムダの排除に努めているがどうしても増える。
暖かい時期に断捨離。年末の大掃除よりも効率的。
型紙、サンプルの整理。使い終わった抜き型の廃棄。残パーツの仕分け。やるべき事は多数ある。アナログビジネはどうしても物が増える。廃棄してしまえば簡単だが、ロスが多くなってしまう。
整理すれば、使えるものは多数ある。エコの観点から、再利用すべきである。昭和の様に使い捨ての繰り返しという訳にいかない時代なのだ。
型紙は知恵の結晶。ソフトウェアである。
バッグ作りに必要な型紙。知恵の結晶である。簡単には廃棄出来ない。データーベース化すれば、再利用出来る。アウトドア・アトリエには、約40年間で作りあげた型紙が数百ある。全て財産である。1970年代のアウトドアパックの初期の型紙もある。
生地もパーツも再利用可能。大量生産、大量廃棄の時代では無い。
全ての商品は、誰かがその瞬間に情熱をかけて作った物だ。その想いを蔑ろにしてはいけない。生地、ファスナー、テープ、バックル。パーツが正しく出来ていなければ、良い商品は出来ない。
アウトドア・アトリエでは、エコロジーラインを作り、可能な限り再利用していく。商品のリメイクにも挑戦する。
廃棄は最後の手段だ。大量の生産、大量廃棄の時代は終了した。