Think Memo No.060 ものづくりの先駆者アメリカ。Made in USA。現状の米国労働環境を調べる。(3)デザイナー

アメリカの職業傾向は、日本にも必ず反映される。今のアメリカの労働環境を読み解けば、日本のものづくりの将来性が見える。
3回目は、「デザイナー」という職業を確認する。

現在のアメリカで、アナログな仕事である縫製加工業に従事する人はいるのだろうか?アメリカの後追いをする日本。
現状の米国労働環境を調べれば、日本の将来も少しは分かるかも知れない。

米国労働環境で縫製加工従事者を調べる。
アメリカ労働省の職業情報データベース、O*NET Online

現状のアメリカの1000種類ほどの仕事を調査し、情報化しているサイトである。
その仕事に必要なスキルと平均的な年収までもがデータ化している。
かなり細分化された情報である。

デザイナーと一括りには出来ない。ファッションデザイナー、グラフィックデザイナー、コマーシャルデザイナー、建築家までも入る。
ここでは、「ファッションデザイナー」を見ることにする。

求められる能力

デザイン基礎を学んでいること。
英語力(アメリカなので当たり前)
生産管理知識、素材知識など
基本的な知識と能力を求められる。

賃金と就労状況を見る。

賃金 2018年度 時給約35ドル(¥3,800/日本円) 年収約72,720ドル(792万/年)
日本とは比べものにならないくらい高額な所得だ。
労働人口は約24,000人程。

将来性
2016-2026年までは約2%〜4%のアップ。
求人は10年間で、2300人ほど。

結果として

求められる能力、スキルが高くなると、収入は格段にアップするのがアメリカ流。
ただし、成果が出ないと即クビ。厳しい世界だ。
少なくとも2026年までは、米国でも仕事は無くなっていない。

日本では、フリーサンスのデザイナーが成功することは非常に難しい。それは、アメリカでも同じだ。
企業に所属する、デザイナーは高給では無いが、簡単にはクビになる事はない。

 

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