Think Memo No.193 新型コロナウイルス戦時下のものづくり(8)孤軍奮闘する、ひとりものづくり起業家達。BMW MINIのメカニック。

暗い話題が続く日々である。自粛が延長されれば、日本経済は本当に崩壊寸前となるだろう。しかし、我々、ひとりものづくり起業家は、ギブアップ出来ない。なぜなら、ギブアップは死を意味しているからだ。

孤軍奮闘している、仲間のひとりものづくり起業家をブログで紹介する。

日本経済が崩壊寸前でも、一心不乱で頑張っている、ひとりものづくり起業家は多数いる。
皆、苦しいが決して諦めない。なぜなら、自分達が正しく、価値の提供をしてきた自負があるからだ。

紹介するひとりものづくり起業家達は、製造業、サービス業、小売業と様々なパターンがある。
全て、付加価値を創り出してきているのだ。今後、シリーズ化して紹介していく。

BMW MINIメンテナンスのプロフェッショナル。決して諦めることの無い修理のプロ。

株式会社ガレージカメイ練馬BASE 成田栄次氏

シンプルでオーソドックスなMINIが欲しかった。最近のディーラー車は、デザインも機能も最先端だが、オリジナルNIMIの開発者アレック・イシゴニスのデザインコンセプトとは少し違っている。

現在、市場に出回っているMINIの中古車は、年代物が多く故障が怖い。仕事で高速道路を走ることが多いので、突然の故障トラブルはできるだけ避けたかった。

彼の存在を知り、古いMINIに乗ることに決めた。20分程で練馬BASEに行けることは運命的な出会いかも知れない。
MINIの修理の経験値が違う。見れば直ぐに分かるのだ。何処が調子が悪いのか。

練馬BASEについてのイメージ。

彼のガレージは、お世辞にも最新のカッコイイ建物では無い。最近ではあまり見かけない、木造の古き良きモーター屋と言う感じだ。実はそこが良い。余分な固定費を掛けないと言うことである。

仮に最新のカッコ良いガレージだったら、敬遠したかも知れない。
ただし、メンテナス道具には年間相当の金額を投資しているとのことだ。プロなのだ。優先順位を知っている。

BMW MINI R50のメンテナンスを依頼する。

古いMINIだ。2004年登録モデルなので、既に16年落ちである。幸い、調子は悪く無い。しかしながら、人間で言えば、70歳位の持病持ちと言う感じかも知れない。彼方此方ガタが来ている。病気と同じで、早期発見、早期治療である。

今回のメンテナンス依頼(MINI修理のあるあるのパターン)
1)オイル漏れ確認
2)ファンレジスター修理(低速が壊れ、高熱となる)オーバーヒートの原因。
3)サーモスタット修理

MINIはオーバーヒートが命取りだと教えてもらった。

BMW NIMIのメンテナンスは、経験値が無ければ出来ない。ディーラーは、基本的に手間のかかる修理はしない。
新車を勧める。成田氏曰く、メンテナンスすれば、長期間乗れる車がMINIだ。

MINIに乗っているオーナーで、不安があれば彼に相談してみよう。何か解決の糸口がつかめる。
ただし、ひとりものづくり起業家なので、即修理という訳にはいかない事は、理解して欲しい。