Think Memo No.208 日本中がマスク、防護服メーカーに?どこへ行く、日本の縫製工場。

東北にある知人の縫製工場は、防護服製造をスタートさせた。本来の仕事は、カットソーを作っていた。今、日本の縫製工場は、マスクと防護服の専門工場となっている。

新型コロナで大きく変わる、日本の縫製工場。

今、縫製工場は、非常に忙しい。特に、アパレル系の工場は、政府由来の、マスク、防護服の仕事だ。過剰なオーダー数が、飛び交っている。少し耳を疑いたくなるが事実だ。

アパレル系の仕事が減った分、その補填にと仕事を取る工場。単純なビジネスとして扱う工場。
この仕事が、起死回生の神風か、一過性の嵐かは不明だ。

特徴ある縫製工場は、マスクと防護服の製造には懐疑的。

政府由来の仕事は、概ね低賃金となる。古くから政商が、流通経路を牛耳っている。
そのため、中間業者が多数入るのだ。末端の縫製工場への支払い加工賃は悲惨だ。

力ある縫製工場は、決して手を付けない。冷静に状況を判断し、嵐の過ぎ去る時を見ている。
低加工賃仕事は、工場を疲弊させることが、経験値として分かっている。

国防縫製工場になるか、民間縫製工場になるか。今から考える必要がある。

マスク、防護服を中心とした国防縫製工場となることも正しい。民間需要を中心とした縫製工場になることも正しい。経営者の考え方と後継者の存在がポイントである。

一つ言えることは、搾取されないことである。長い流通経路では、必然として低加工賃となる。
低マージンでは、貧乏暇なしとなり、次の手が打てなくなる。

日本の縫製工場は、今が転換点。生き残るためには、オリジナリティが必要だ。

 

 

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