Think Memo No.211 縫製工場はマスクと防護服メーカーとなってしまった。

アパレル系薄物生地を縫製する工場が非常に忙しい。マスクと防護服(国防仕事)の加工依頼が信じられないほど入る。反面、一般消費財の加工が難しい状況となってしまった。

新型コロナ戦時下で、工場のバランスが崩れる。

この状態が続けば、確実に一般消費財の縫製工場がなくなってしまう。アパレル系をメインとしている縫製工場は良いかもしれない。今後、アパレル系の仕事の増加は難しいのだから。

国防仕事は、過剰なキャパを求めている。その影響が一般消費財縫製工場まで進出している。
知人の縫製工場は、著名なキャラクターグッズから国防工場となってしまった。

工場は目先のキャッシュが非常に重要

国防仕事は加工賃が良い仕事とは思えない。反面、比較的単純で生産ロット数が相当数ある。
結果、そちらを選択することが多い。

この仕事が続くとは考え難い。だが、未来を見ながら仕事をする事は難しい。
来月の従業員の工賃の支払いの方が先決である。

生き残るためのキャッシュ作り。

キャッシュの蓄えのある、縫製工場は限りなく少ない。蓄えはせいぜい1ヵ月である。
仕事が無くなれば現金が入らず、工賃を支払うことができなくなる。

支払不能は廃業を意味する。工場防衛のために、オーナーは少しでも稼働数が多い仕事を取るように努力をする。

近い将来、一般消費財を扱える縫製工場はほとんどなくなってしまうであろう。その結果、中国製が相当数また入ってくる。

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