Think Memo No.238 ゆく会社、くる会社。フェニックス社に思う日本企業の今後の姿。

スキーウエア製造の株式会社フェニックスが2020年12月31日をもって事業を停止する。
非常に残念だが、今後の新しい展開を期待する。

スキーウエアではトップクラスのポジション、フェニックス社

学生時代、憧れのブランドだった。当時、スキーが全盛期の頃、フェニックスブランドも波に乗っていた。日本人に合った、日本オリジナルのウエアはオリンピック選手にも採用された。

その後、アメリカの陸上ブランドKappaの代理店となり、幅広くウエアメーカーとして展開した。アウトドア分野にも進出し、非常にセンスの良いブランドイメージを作る。

2008年、フェニック社は、1円で中国の会社となった。

時代の流れだろう。スキーブームが終わり、マーケットが縮小し始めた頃、産業再生機構の支援が決まった。その後、2008年には、株式の90%を中国の会社に1円で売ってしまった。

下り落ちる企業経営だ。従業員は日本人が98%だ。だが、経営陣は全て中国人だ。
日本のマーケットでは、中国流は上手く事は難しい。レナウンも同様な例である。

多くの日本企業は、中国企業の傘下に入り、成功例と失敗例の二極化となる。

中国式経営で、再復活する会社も増えるだろう。反面、全てを失う会社もある。劇薬であるが、日本企業には、残された選択肢はあまり多く無い。

自助努力し、自ら道を切り開く。若しくは、世界を見据え、リスクを背負い、中国式経営で世界のマーケットヘ出る。どちらも正しい道である。決めるのはマーケットだ。

一時期、オリジナル商品の開発のお手伝いをした。何と言っても、デザインセンスが素晴らしい。さすが、ウエアの会社である学ぶべき点は多かった。

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