Think Memo No.435 どこへ行くメイドインジャパン

高齢化する日本の職人。あらゆる分野で発生している事実だ。この先日本はどこへ行く。メイドインジャパン。

日本の縫製加工業従事者の平均年齢は、高齢者だ。

バブル期、海外生産の流れが一気に進みました。「水は高い所から、低い所へ向かって流れる」の言葉通り、
この流れは止まりませんでした。

現在、日本の残っている現場は、本当に高齢化しています。60、70歳は当たり前の世界です。
幸い、この年代でも元気な人が多いので、回っている感じがしますが、終焉に近いことは見えています。

一方、若い世代で職人になりたいという人が結構増えています。貴乃花の長男が、靴職人を目指して修行しているのが良い例です。

今後はリタイヤした人、女性職人、が日本製のメインとなっていく。

副業が認められる時代であり、ハンドメイドマーケットが活況です。そんな状況を見ていますと、副業職人と女性職人が相当台頭してくる時代に入ります。

工房

極論するとマーケットは二極化していく。

日本市場は、amazon、zoo town、ユニクロなどの大手とそれ以外の極小工房マーケットに分かれていきます。
極小工房は入れ変わりが激しいですが、それなりのチャンスもあり、オリジナリティある商品が次から次へと出てくるでしょう。それが活性化の原点となります。

変化の激しい業界だからチャンスもある。

手先が器用な人、ものづくりが好きな人、ハンドメイドマニアの方は、是非次世代の日本製の担い手になってください。日本の製造業自体は、オワコンではありません。形が変わって行くだけです。

インフラが激しく変化していますので、その状況に乗っかって変化したやり方を考えればチャンスはあります。
アウトドア・アトリエでもサポートしますので、是非ご相談ください。